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内容紹介
2009.9.29

第170回 2極化するブース TGS2009 その1


[その1] [その2] [その3] [その4]


今年も幕張メッセで行われた東京ゲームショウ。その様子や会場から見えてきたことなど、BIGLOBEゲームの中津君との対談でお送りする。


▼消えた中堅企業

▲今年から合同ブースになったコーエーとテクモ

▲バンダイナムコとディースリーも

橘:「どうだった今年のゲームショウ?」

中津(以下、中):「うーん、大きいところがドカンドカン!って建っているのばかりが目立ちましたけど、なんか空きスペースが多かった気が。ビジネスデイだったからですかね?」

橘:「そう、今年は空き地が目についた。最大の理由は出展社・団体数が昨年より1割以上減っていること

中:「やっぱり、そうなんですか。コーエーとテクモ、バンダイナムコとディスリーが一緒になったりとか、そういうのが増えたからですかね?」

橘:「いや。会社自体が合併してない場合は、別々にカウントされるから、それはあまり関係ない。スクウェア・エニックスとタイトーも出展社数上は別勘定だしね。実は中堅メーカーの出展が減少しているんだ。エレクトロニック・アーツ、ハドソン、マーベラスエンターテイメント、SNKプレイモア、タカラトミー、フロム・ソフトウェアなどが今年姿を消した

中:「え!確かに見ませんでしたが、そんなに減っちゃったんですか。それで大きいとこばかりが目についたんですかね」

橘:「そう。結果として大手の巨大ブースと、海外メーカーや学校などの小ブースの2極化が今年は目立つことになった


▼ゲームは元気?

中:「勝ち組と負け組がはっきりしてきたって事ですかね?」

橘:「新聞などでは国内ゲーム市場が縮小傾向にあることを理由にしているけど、かなり寂しい話だね。今年のゲームショウのテーマは『GAMEは、元気です。』なんだけど、『元気』じゃない会社も増えている

中:「逆に『元気』の代表格はレベルファイブですよね。デカかったですよねー! ブース」


▲レベルファイブの試遊台250台アピール
橘:「ハードメーカーであるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)やマイクロソフトに負けない規模で、試遊台250台とかアピールしてた。ただ大きさで言うと、スクウェア・エニックス&タイトーの方が広かったと思う。タイトル数が多くてごちゃごちゃしているので広く見えなかったかもしれないけど」

中:『ファイナルファンタジーXIII(FF13)』が当然、今年の一番人気ですもんね。あのグラフィックはなんというか、さすがという感じですねー。」

橘:土日の一般公開日には、開場20分で整理券の配布が終わった。『FF13』の入口とSCEのメインモニターの場所がちょうど向かい合わせで、ビジネスデイから混んでたしね。


▼FF13は大ヒットするのか?

中:「そういえば『ドラクエ9』が400万本超えたって発表ありましたけど、『FF13』もすんごい売れるんですかねー?

橘:「まずPS3で国内初のミリオン超、世界ではXbox360版も合わせて300万が最低ラインかな」

中:「結構厳しい見方じゃないですか?」

橘:「うーん、前作の「FF12」が国内241万、全世界で590万出荷なんだ。ただ当時PS2は世界1億台を超えていた。PS3は新型が好調とは言え、まだ世界で2500万台くらいでしょ。そこから考えるともっと少ない可能性もある

中:「でも『FF13』でPS3本体もガンガン売れるんじゃないですかね」

橘:「そうだね。『FF7』の時みたいに、ハードがこれから普及期と考えれば、もっと売れる可能性もある。だから『最低ライン』という言い方をしたんだ。加えて言うと開発費を回収してちゃんと利益を出すには、それくらい売らないとヤバイでしょ(笑)」

中:「マジですか!?まぁ、随分と長い間、開発してましたもんねー」

橘:『FF13』の売上は予想が難しいけど、売れて欲しいソフトでもある。やっぱりPS3に元気がないと、ゲーム業界も面白くないからね。後に続くソフトもあるし」


▼PS3に勢い

中:「そうすね。そういう意味では今回のTGS、PS3に勢いがあったんじゃないですか

橘:「そうだね。29,980円の新型PS3の発売直後で、ゲームショウ初日にSCEは、新型が3週間で世界100万台を販売したと発表した。ソフトもやっと揃いだしてきたようで、事前の発表ではWiiの20タイトルに対してPS3は21タイトルと微妙に多かった」

中:「確かに去年はDSとWiiばっかり目についたんですけど、今年はそうでもなかったですねー」

橘:「その辺りの話から、また次回ということで」


次回へ続く

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